居合道|大阪|錬信会

2025年4月30日更新

刀の柄に使われている鮫ですが、正しくはエイの背中の皮です。
1枚目の写真が全体像ですが、真中あたりの大きな粒が親粒で、この親粒が一番良い部位で一つの柄にしか取れません。
刀の柄の差し表に親粒が無ければ、真中では無く鮫の端っこを使っています。

また2枚目の写真が縦に切った断面図ですが、真中あたりの大きい突起が親粒で、他の突起もよく見ると右側の方が高く、右側は縁金具の方になります。
柄糸は縁金具の方から巻き始めるので、突起にしっかり引っ掛かり巻くことが出来ます。