1・2枚目の白鞘は普通の白鞘です。
3・4・5枚目の白鞘は、はじめの白鞘と違い鞘書きがあり木端(竹の節のようなもの)が巻かれています。
鞘書きのはじまりは中身が分かる様に見出しとして使われましたが、現在は鑑定書のように使われ方をしています。
木端(竹の節のようなもの)が巻かれているのは、
例えば刀身に錆が出た場合など白鞘を割って中を削り貼り合わせて使い廻しますが、
鞘がしだいに痩せて来てこれ以上は鞘が削れなくなった時
木端を巻きます。
最近は、恰好が良いから木端を巻きます。